コロナ禍で増えたキャリア相談内容トップ3

こんにちは!障がい児ママのためのキャリアカウンセラー、あまだゆみです。

緊急事態宣言が再び発令され、全く終わりの見えないコロナ禍にウンザリされている方がほとんどかと思います。この状況でご自身のキャリアを見直す方も多いなぁという印象を受けておりまして、最近受けたご相談内容をちょっとリストアップしてみようと思います。

1.労働環境を改善したいので、転職したい
2.夫の収入が減ってしまったため、復職したい
3.組織や場所にとらわれない働き方をしたい

という3つが多いと思います。
ちょっと詳しくご説明していきますね。

1.労働環境を改善したいので、転職したい

”労働環境”の中でも一番多かったのは、「このご時世なのにリモートワークできない」というご不満でした。
医療・福祉・保育・流通小売りなど、出勤しないとできないお仕事はともかく、工夫をすれば家からでも仕事できるのに!というお気持ちは、まったくもってその通りだなぁと。会社は、通勤中・オフィスワーク中の感染のリスクから、社員をどう守ってくれるのか。会社に対する信頼感を損ねてしまうと、なかなかしんどいものです。

一方、「リモートワークをしてみて、家事育児に割ける時間が増え、その重要性に気づいた。ライフに重きを置いた生活スタイルに移行したい」というご要望も多くみられました。
おつかれさまでした、とパソコンを落としてすぐに、晩ご飯の支度にとりかかれる。家からすぐの保育園に子どもを迎えに行ける。家族そろって食卓を囲める。コロナ禍が終わってもこういう日々を続けたい、今しかない子育ての時間を楽しみたいと思う方が増えるのも、当然のことだと思います。

2.夫の収入が減ってしまったため、復職したい

会社の業績が悪化し、残業がなくなり、残業代がつかなくなった。飲食業で売上が激減してしまった。こうした理由で収入が減った方も多いのではないでしょうか。
「子どもが小学生になるので、そろそろ仕事を再開しようと思っていた」という方もいれば、「家計を担うのが一人だけ、という体制に危機感を覚えた」という方もいらっしゃいました。

コロナ禍が過ぎ去ったとしても、病気療養で働けなくなるリスクは常に付きまといます。これを機に復職というのは、大いにアリな選択肢だと思います。

3.組織や場所にとらわれない働き方をしたい

出社しなくても仕事できるじゃん!とみんなが実感したコロナ禍。
「都内の高い家賃に意味が見出せなくなり、湘南に引っ越しました」
「ライフに比重を置くため、沖縄に移住します」
「英語を習得するために海外留学します」
といった思い切った決断をした方々も多くいらっしゃいました。そうした転機とともに、働き方も再検討され、起業・独立などの道を選んで行かれました。

前々から実感値として持っているのですが、人には動き時があると思うんです。流れるように環境が整い、「あ、今だな」と感じる瞬間。それはもう、流れに乗った方が絶対に良い。転職にしろ、起業にしろ、独立にしろ、そうした流れに乗って進んでいく人たちには、迷いがありません。むしろ清々しささえあって、覚悟とともに「今からいく道を絶対良いものにしてみせる!」という前向きなエネルギーを強く感じます。そういう時は、「いってらっしゃい!あなたに幸あれ!!」という気持ちで背中を押します。(そして、本当にほぼうまくいく)
逆に「コロナだからなぁ・・・」と迷っている人には、「もう少し待ってみては?」「副業から始めては?」というリスクヘッジをオススメしています。そういう方にも、いずれ「今しかない」と思える動き時がやってくるからです。

これを機に、ぜひ働き方を見直してみてください。あなたが大切にしたいものを、大切にできる生活を手に入れてほしい。選択肢の多い時代、チャレンジする価値はあると思います。正解はありません。自分が選び取った道を正解にしていくしかない。
2021年は風の時代の始まりだそう。占いには疎い私ですが、確実に世の中の変化は感じ取っています。

もし、背中を押してほしい!迷いを断ち切りたい!悶々とした気持ちをどうにかしたい!という方がいたら。ぜひキャリアカウンセリングに挑戦してみてくださいね。