こんにちは!障害児ママのためのキャリアカウンセラー、あまだゆみです。
うちの息子は聴覚障害があり、生後2か月半から補聴器をつけています。
今の段階では、補聴器なしだと大きな声が聞こえる程度、ということがわかっています。
まだ幼いので、聴覚検査を繰り返し、確からしい聴力を慎重に見極めているところです。
「ママは働いてない」前提のスケジュール
我が家がお世話になっている療育センターでは、個別とグループの2タイプの療育があります。(コロナの影響で休止中ではありますが)
加えて、保護者向けの勉強会が不定期に入ってきます。
週1回/1時間の個別、月1~2回/3時間のグループ、そして平均月2回程度/1~2時間の勉強会です。
どれも、平日日中ど真ん中。
子どもの療育はどれも午前中ですが、終わる頃にはお昼時。
「おなかすいた!」「そろそろねむい!」となるので、ご飯を食べさせ、お昼寝させながら帰途につき、おうちについたら覚醒して遊び出し、あっという間に夕方です。
終わったら保育園へ、なんてわけにはいきません。
保護者向け勉強会なんて、11時スタートの13時終わりとかザラにあります。超コアタイムど真ん中!
せめて午前中に寄せてくれよー・・・。
(今年度から、午前中になるようです。やっと!)
こうしたスケジュールからしても、「働くママに優しくないなぁ」といつも思います。
私は今フリーランス(自営業)なので、比較的時間や仕事のボリュームの調整がしやすい環境にあります。
でも、サラリーマンだったら・・・。
この頻度で半休・全休を取ったり、間抜けしたりするの、至難の業ですよね。
相当に理解のある職場・上司・同僚でなければ、およそ無理。
できたとしても、申し訳なくて心苦しくなってしまうかもしれません。
思うようにできない自分を責めないで
キャリアカウンセラーとして様々な方と接して来ましたが、責任感の強い方ほど、自分を追い込んでしまう。
「みんな普通に仕事しているのに、私だけワガママを通してもらっていいのか」
「仕事をできる時間が限られているからこそ、きちんとパフォーマンスを出さないと」
という思いから、時に必要以上に自分を苦しめてしまうのです。
先日、こんなことがありました。
ようやくママの繁忙期が過ぎ、仕事の調整ができて、久しぶりにグループ療育に参加したAくん親子。
先生が
「Aくんはずいぶん久しぶりだね。2か月ぶりかな?どうですか、言葉の発達具合は。良かったら、皆さんに発表してください」
とおっしゃいました。
その言葉を聞いて、ママの表情がさっと曇ってしまったのです。
おそらく先生は、普通に「久しぶりだね!会えてうれしいよ!どうしてた?」という気持ちで言っただけだと思います。
でも、きっとAくんママの受け取り方は違ったのだと思います。
「ようやく来られたんだね。毎回ちゃんと参加してほしいんですが。お子さん、大丈夫ですか?ちゃんと成長してます?」
そんな風に責められているように感じてしまったのではないか、と思いました。
(あくまで私の想像です)
ママだって、本当は毎回参加したい。
子どものためになるとわかっていることだから。
でも、なかなかそうはいかない。
心苦しく、負い目を感じてしまっているのかもしれません。
お子さん思いで責任感の強い頑張り屋さんだからこそ、そんな風に感じるんだと思います。
このブログを読んでくださってるあなたが、もし療育と仕事の両方に悩んでいたら。
「私ったら、頑張り屋さんだなぁ」と、自分を褒めてあげてくださいね。
もし、周囲に療育が必要なお子さんのママがいたら。
「あなたはステキなママだね!」
と声をかけてあげてください。
周りの方のそのたった一言で、救われることもあるんですよ。
キャリアカウンセリングのご希望など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。